2018年6月20日水曜日

反射板や反射シールを機械に貼る

労働安全:重要
夜間の安全のために反射板、反射シールを機械に貼ります。

《なぜ》
1)農道整備がすすみ、圃場間の移動や荷物の運搬がしやすくなった反面、交通事故が近年増加しています。事故の種類は、自動車との衝突、落下、ひかれが主です。
 事故例として、ロータリを装着したトラクタを自動車が追い越そうとしたときに、ロータリの幅が分からずに衝突したといったものがあります。

2)もし、トラクタが作業機を装着していたり、路上走行できない機械が路上で事故に巻き込まれると、積載違反や整備不良車で加害者となる可能性があります。

3)農道は、作物の生育の都合上街灯がないことが多く、夜間はかなり危険です。

4)自衛策として、反射シールを機械、作業機、作業服へ貼り、自動車の運転手に早く気付いてもらいます。ドロで見えなくなるので意味がないという意見もありますが、たくさん貼れば、目立つ確率が高くなります。

《どのように》
1)機械本体や作業機の後部に反射シールを貼ります。特に車幅の分かる位置に貼ります。また、低速車マークを機械本体の見やすい位置に貼ります。

2)けん引車へも同様に反射シールを貼ります。トレーラに牧草等を積載して反射シールが見えなくなる場合は、反射シールを貼った板を後部にぶら下げます。

3)ヘルメット、作業服にも貼ります。

引用:農作業現場改善チェックリスト - 農作業安全情報センター

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