2020年3月31日火曜日

農業機械の自動走行に関する安全性確保ガイドライン

農林水産省では、ロボット農業機械(農機)の安全性確保のために、
ガイドラインを策定しています。
また、新たなロボット農機の開発状況等を踏まえて改正を行っています。
詳しくは、農林水産省ウェブサイト内のこちらをご覧ください。

対象ロボット農機(2020/3/27時点で、4種類)
トラクター(衛星測位情報を利用して自動走行するもの)
茶園管理用自走式農業機械
田植機(衛星測位情報を利用して自動走行するもの)
自走式草刈機(衛星測位情報を利用して自動走行するもの)

関係者の主な役割・順守すべき事項
【製造者等(例:メーカー)】
・リスクアセスメントと保護方策(自動停止装置等)によってロボット農機のリスクを低減すること
・リスクが低減しない場合には、使用上の条件を見直すか、製品化を取りやめること
・販売者等と連携し、導入主体や使用者に対して、ロボット農機の安全使用の訓練を行うこと

【導入主体(例:農業法人)】
・使用を想定しているほ場や周辺環境を確認し、危険性を把握して対策を講じること
・ロボット農機を適切に管理し、安全に使用されていることを随時確認すること

【使用者(例:農業法人の従業員)】
・ロボット農機の安全使用の訓練を受講し、ロボット農機を適切に使用すること
・第三者の接近や、ロボット農機のほ場外への飛び出し等の可能性が生じた場合にはロボット農機を直ちに停止させること

参考:

2022/03/03 更新

2020年3月3日火曜日

農業経営カードゲーム「農トレ」

農業経営カードゲーム『農トレ』 - 一般社団法人Bridge for Fukushima

農業経営の全体像を、ゲームを通じて感覚的に理解できる
体験型シミュレーションゲームとのことで、
アクセンチュア株式会社が、農業高校と協力して開発しました。

このカードゲームは有料で販売されていますが、
ゲームのマニュアルや、シート類は、上記ページからダウンロードできます。
マニュアルを見るだけでも、農業経営の参考になります。

作業機を装着したトラクタの公道走行

労働安全:必須(公道走行する時)
 国土交通省から、作業機を装着したトラクタの公道走行についての基準緩和認定の公示がありました。これにより、作業機をつけたままのトラクタが公道を走ることができるようになりました。

 今回基準緩和の対象となった作業機は「トラクタに直接装着するタイプのものであって、移動時に折りたたみや格納できるものは折りたたみ格納した状態のもの」となっています。「被けん引タイプ」は現段階では対象外で、運用見直しを検討中とのこと。
 どんなトラクタでも公道走行可能になったわけではないので、注意が必要です。

「マイナビ農業」サイト内のこちらのページが参考になります。
作業機を装着したままのトラクターが公道走行可能に!
法令違反にならないためのチェックポイント解説

作業機を装着したトラクタの公道走行のチェックポイント4つ
・灯火器類が見えていること
・作業機を装着した状態の車両幅の確認(1.7mか2.5m)
・安定性の確認し、確認できない場合は15km/h以下で走行し、
 制限速度を表示する義務などの制限あり。
・免許の確認(大特免許が必要となることがあり)

2020/12/01 更新

作業環境の寒さ対策

労働安全: 必須 寒い季節には、室内を 暖房 するか、 温かい服装 で作業します。 《なぜ》 1)冬の剪定作業や、保冷庫内での作業のように寒い環境で作業していると、手足や体が冷え、作業の能率が低下したり、動きがぎこちなくなったりします。腰痛や関節痛の経歴のある方は痛むことが...