労働安全:必須 効率化:必須
暑い季節、暑い場所では、熱中症を防止するために、涼しい服装で作業したり、室内を涼しくしたりする工夫をします。
※農林水産省が、様々な熱中症対策アイテムを紹介しています。
※関連データ:作業環境の暑さ対策-食中毒の防止 もご覧ください。
《なぜ》
ハウス内作業のように高温多湿な環境、製茶作業の火炉周辺のように熱気を感じながら作業すると、体力を消耗したり、熱中症になる危険性があります。
熱放射がない場合、軽作業では温度20~25゚C程度、相対湿度30~70%程度が快適に作業できる範囲と言われています。熱放射がある場合やきつい作業ではさらに温度を低くする必要があります。
作業場内の温度、湿度を作業しやすいレベルに調節するのが困難な場合は局所冷房や服装等の対策が必要です。
《どのように》
涼しく作業するために、以下の点に配慮して対策します。
(1)熱源と作業者を隔離する。
(2)風を体にあて熱を放出する。
(3)汗を蒸発させて熱を放出する。
(4)自分自身からの発熱を抑える。
(5)水分を適切に補給します。
〔屋外〕
1)温湿度計を設置して、30℃以上の暑い時期をはずして作業します。
2)なるべく直射日光をさけ、日陰(木陰など)や室内で作業します。
外で収穫した野菜を直ぐ空調の効いた室内に搬入し調製します。
これは収穫物の鮮度を保持するためにも重要です。
3)涼しい服装をしたり、濡れタオルや保冷剤を体に巻きます。
もし、野菜の洗浄のように濡れる場合は、必ずしもカッパを着るのではなく
前掛け、腕カバーで最小限の範囲をカバーすると蒸れを少なくできます。
4)汗で失われた水分や塩分をこまめに補給します。
〔屋内〕
1)日光を遮光します。(例:軒を長くする、日除け、ブラインドを掛ける)
2)外気を効率よく取り込みます。(例:風向きと同じ方向の窓を開けます。)
3)循環ファンで室内の空気を強制的に循環させます。
4)作業舎内にクーラー等空調設備を設置します。
5)作業舎に空調設備を設置できない場合は、扇風機やスポットクーラーで
作業者に直接風を当てるようにします。
6)また、作業舎近くに空調のある休憩室を用意します。
出入口はドア又はカーテン等で冷気が逃げないようにします。
7)天井に断熱材を貼り、屋根からの熱放射を防ぎます。
8)バーナー等の熱源と作業者を離すか、断熱材で隔離します。
(例:つい立てを立てる)また、加熱された空気を局所排気します。
《追加のヒント》
1)汗が冷え、カゼをひかないように、こまめに下着を交換します。
2)室温を低くしすぎたり、温度差のある場所をひんぱんに出入りすると
体温調節がうまくいかなくなることがあります。
着替えたり、汗をふき取り調節します。
3)歳をとると、水分不足に対する感覚が鈍ることがあります。
こまめに水分をとります。(喉の渇きを感じていない時も飲む)
2024/08/16 更新
《なぜ》
ハウス内作業のように高温多湿な環境、製茶作業の火炉周辺のように熱気を感じながら作業すると、体力を消耗したり、熱中症になる危険性があります。
熱放射がない場合、軽作業では温度20~25゚C程度、相対湿度30~70%程度が快適に作業できる範囲と言われています。熱放射がある場合やきつい作業ではさらに温度を低くする必要があります。
作業場内の温度、湿度を作業しやすいレベルに調節するのが困難な場合は局所冷房や服装等の対策が必要です。
《どのように》
涼しく作業するために、以下の点に配慮して対策します。
(1)熱源と作業者を隔離する。
(2)風を体にあて熱を放出する。
(3)汗を蒸発させて熱を放出する。
(4)自分自身からの発熱を抑える。
(5)水分を適切に補給します。
〔屋外〕
1)温湿度計を設置して、30℃以上の暑い時期をはずして作業します。
2)なるべく直射日光をさけ、日陰(木陰など)や室内で作業します。
外で収穫した野菜を直ぐ空調の効いた室内に搬入し調製します。
これは収穫物の鮮度を保持するためにも重要です。
3)涼しい服装をしたり、濡れタオルや保冷剤を体に巻きます。
もし、野菜の洗浄のように濡れる場合は、必ずしもカッパを着るのではなく
前掛け、腕カバーで最小限の範囲をカバーすると蒸れを少なくできます。
4)汗で失われた水分や塩分をこまめに補給します。
〔屋内〕
1)日光を遮光します。(例:軒を長くする、日除け、ブラインドを掛ける)
2)外気を効率よく取り込みます。(例:風向きと同じ方向の窓を開けます。)
3)循環ファンで室内の空気を強制的に循環させます。
4)作業舎内にクーラー等空調設備を設置します。
5)作業舎に空調設備を設置できない場合は、扇風機やスポットクーラーで
作業者に直接風を当てるようにします。
6)また、作業舎近くに空調のある休憩室を用意します。
出入口はドア又はカーテン等で冷気が逃げないようにします。
7)天井に断熱材を貼り、屋根からの熱放射を防ぎます。
8)バーナー等の熱源と作業者を離すか、断熱材で隔離します。
(例:つい立てを立てる)また、加熱された空気を局所排気します。
《追加のヒント》
1)汗が冷え、カゼをひかないように、こまめに下着を交換します。
2)室温を低くしすぎたり、温度差のある場所をひんぱんに出入りすると
体温調節がうまくいかなくなることがあります。
着替えたり、汗をふき取り調節します。
3)歳をとると、水分不足に対する感覚が鈍ることがあります。
こまめに水分をとります。(喉の渇きを感じていない時も飲む)
参考:環境省 熱中症予防情報サイト ※暑さ指数(WBGT)の実況と予測ほか
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