2018年9月10日月曜日

野焼きはなるべくしない

環境保全:必須 労働保全:必須

屋外での廃棄物の焼却処分、いわゆる「野焼き」をすると、
近所の住民から煙が流れて室内に入ってきた、洗濯物にすすや臭いがついた、
異臭がする、大気汚染だというクレームの恐れがあります。

 野焼きは、「農業、林業又は漁業を営むためにやむを得ないものとして行われる廃棄物の焼却」としては認められています。ただし「周辺住民の生活環境に与える影響が軽微なもの」とされています。

 実際には、どの程度までならいいかという具体的な線引きはありません。住民とのトラブルを防ぐためにも、風のない日に少量ずつ焼却するか、基本的には廃棄物として回収してもらうなどの対策を考えましょう。

 まず問題になるのは、使用済プラスチック袋や容器、ビニール類の焼却です。これらのプラスチック類・ビニール類は産業廃棄物にあたり、少量であっても野焼きすることによって大気汚染を引き起こします。

 牧草地で野焼きすることが認められているところは除いて、農場で廃棄物や枯れ草などをむやみに焼却することは大気汚染にもつながります。特に廃棄物は廃棄物処理の管理計画に基づき、適切な処理を行うとともに、枯れ草になる前に草刈りなどを行って焼却機会を減らす必要があります。

2025年冬は、記録的な少雨となった影響で、全国で大規模な山林火災が発生しました。どうしても野焼きを行う場合は、こちらのチェックリストを活用して万全の準備をしましょう。

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