2018年6月20日水曜日

動物(害獣)の侵入防止

食品安全:必須 効率化:必須 防犯:重要
圃場、施設、倉庫や、水源に、動物の侵入がないか確認します。

《なぜ》
動物の侵入があると、住みついたり、排泄したりして、
衛生上好ましくない状況になります。
農産物や作業場が病原微生物に汚染される原因になります。
また、動物の食害による作物の被害も多く発生しています。

《どのように》 良い例・悪い例の写真1写真2

動物侵入の痕跡がないか、日常的に確認します。
ペットの持ち込み、野生動物の侵入、糞便の放置がないようにします。
建物に、小動物が入れる隙間がないか、確認します。
圃場等への動物侵入防止のため、電気柵も)を設置します。

収穫物の残り(残さ)は放置しない
(クズ野菜などの放置は野生動物の格好のエサ場となる)
耕作放棄場や農地周辺のヤブや草むらを刈る
(野生動物の通り道や隠れ場をなくす)
倉庫や作業場の開口部分にはカーテンを設置し、
有害鳥獣やペットの侵入を防ぐ。
倉庫や作業場の戸締りを忘れない。(不在時にはカギをかける)
作業場にネズミ捕りを設置する。(定期的にモニタリング)

作物の食害痕跡を発見した場合は↓こちらで加害鳥獣を検索。
鳥獣害痕跡図鑑 - 農研機構 中央研 鳥獣害グループ

引用:
食品の安全を確保する - これから始めるGAP - 農林水産省
GAP取組支援データベース - 農業ナビゲーション研究所
関連データ:クマなど危険動物の被害防止
アライグマの食害のイラスト
2021/02/10 更新

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