圃場への出入口の幅を広く、傾斜を緩くします。
《なぜ》
1)大型の機械に更新すると圃場の出入口の幅が不足することがあります。実際に、圃場へ入ろうとして脱輪し、転倒する事故も報告されています。特にトレーラをけん引している場合は、内輪差が大きく危険です。
2)圃場整備において、出入り口のスロープ(小さな坂)の傾斜は10%以下に施工することになっていますが、この程度の傾斜でも機械が圃場を出入りする時に緊張し、非常に疲れます。
《どのように》
1)農閑期に圃場の出入り口の幅を広げ、スロープを長くして傾斜を緩くします。この時、機械の走行に十分な強度があるものにします。
個人で施工が難しい場合は、地域で施工できるように相談します。
2)けん引車の内輪差を考慮して、スロープの幅は特に余裕をもたせます。角は切りします。
3)路肩が分かりやすいように、時折畦畔の草刈りを行います。(雑草の花が咲く前に草刈りをすると繁殖の勢いを抑えられます。)また、柵や棒を路肩に立てます。
《追加のヒント》
1)圃場から出るときは、防除機のブーム等を折り畳み、トラクタの左右ブレーキを連結します。
2)運搬車に荷物を積載すると、重心が高く転倒しやすくなりますので、十分注意します。
3)スロープを上り下りする場合は、重心のある側をスロープの山側に(例:フロントローダー装着時は機械前方を、ロータリ装着時は機械後方をそれぞれ山側にします。)、傾斜方向に対して平行にして進行します。
また、登坂中に旋回操作しないようにします。
引用:農作業現場改善チェックリスト - 農作業安全情報センター
農業現場において労働安全、食品安全、環境保全、効率化、防犯などを目的とした改善活動を進めるため、テーマごとに作業を改善する方策(改善策)をわかりやすく紹介しています。 ページ右側のカテゴリー(ラベル)を選択してください。
2018年6月26日火曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
屋外作業での花粉症対策
労働安全: 重要 効率化: 重要 スギ等の花粉が多くなる季節には、花粉症の症状がなるべく出ないように対策します。 《なぜ》 呼吸がつらい状態での作業は、事故や体調悪化につながることがあります。 《どのように》 花粉症・呼吸器症状|症状が悪化しやすい春先の農作業 より 初期対...
-
食品安全: 必須 暑い季節、暑い場所では、農産物の 鮮度保持 や 食中毒防止 のために、 収穫した農産物、特に生鮮の野菜や果物は、なるべく早く冷却したり 調整を行う室内を涼しくしたりする工夫をします。 《なぜ》 気温の高い場所では、 食品の傷みや病原菌の増殖が早くなり、 ...
-
労働安全: 必須 漏電や火事にならないよう電気機器や照明器具を安全に使用します。 《なぜ》 1) 漏電 していると 感電 の危険性 があります。特に水を使う場合は、漏電していると直接機械に触らなくても感電する危険性があり、特に注意が必要です。 2) タコ足配線 やコンセン...
-
労働安全: 必須 農林水産省では、農業者の方々が 自然災害 等への備えに取り組みやすいものとなるよう、「自然災害等のリスクに備えるためのチェックリスト」と、「 農業版 BCP ( 事業継続計画書 )」のフォーマット(ひな形)を提供しています。 自然災害等のリスクに備えるためのチェ...
-
農業でも ドローン を利用して農薬散布や生育診断等ができるようになり、 今後は農業者自身がドローンを飛ばすことも増えてくると思われます。 ドローンを利用するには、 法律による規制 に注意する必要があります。 ドローンを含む、 無人航空機 の飛行の方法 [1] 日中 (日...
-
農業信用リスク情報サービス ACRIS(アクリス) 日本政策金融公庫 このサービスは、民間金融機関等の農業融資参入の更なる支援のため、 農業者向けスコアリングモデルなどを 会員の皆様に有償(年会費制)で提供するものです。 基本的に農業者の方が直接利用するサービスではありませ...
0 件のコメント:
コメントを投稿