2018年7月6日金曜日

運搬台車やローラコンベヤを使う

労働安全:重要 効率化:重要
運搬台車、コンベヤ等を使うことで、手による資材取扱いを減らします。

《なぜ》
1)たくさんの資材の運搬作業はきつく、疲労がたまったり、腰痛、肩こりの危険性も増します。
2)運搬台車やローラコンベヤを使うと、労働負担を減らし、効率的に作業できます。

《どのように》
1)資材の運搬を運搬台車またはローラコンベヤでできないか検討します。
2)運搬台車に容易に載せられるようにした容器に資材を入れます。(コンテナのように積みかさねできる容器は、より多く、安定して運搬台車に積めます。)
3)作業台やパレットにキャスターを取り付けると、そのものを運搬台車として使用できます。

《追加のヒント》
1)荷台の高さを調節できる運搬台車を使用すると、移しかえが楽にできます。
2)容器の中に資材を固定する緩衝材を入れる、ロープがけ、重心を低くする等の配慮も必要です。
3)安全に運搬するため、通路を平坦で十分な広さにすることも重要です。

ローラコンベヤの上に乗ったり歩いたりする行為は、転倒の原因となるので、
決してしてはいけません。
ヒヤリ・ハット事例:大型ローラーコンベアの上を歩いて転倒し膝を打った

引用:農作業現場改善チェックリスト - 農作業安全情報センター
参考:コンベヤとコンベアどちらが正解? - MONOLIX ※英語は"conveyor"

2020/11/20 更新

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