2018年9月7日金曜日

作業区域の近くに整理棚の設置

資材の上げ下げを最小限にするため、作業区域の近くに整理棚を設置します。

《なぜ》
1)床から荷物を持ち上げるのは、腰や脚に負担になる上に、一度持ち上げた物を床に置くとまた腰を曲げなければなりません。
2)棚があれば、一度持ち上げた物を再度床に置かずにすみます。また、立体的に物をおくことができ整理しやすくなります。また、出し入れにも効率的です。

《どのように》
1)整理用の棚を備えます。
2)腰を深く曲げたり、手が届きにくい位置には物を置かないようにします。
3)棚、作業台にキャスターを取り付けると、運搬台車として使用できます。ただし、重心が高くなると転倒しやすくなるので注意します。なお、キャスターはストッパー付きを取り付けます。

《追加のヒント》
1)ひんぱんに出し入れする物、取扱いにくい物は、目から腰の高さの間に収納すると便利です。
2)小さな部品は容器に入れて保管します。その際に半透明の容器であったり、中身の表示をしておくと管理に便利です。
3)その他、時間がたつと本人も中身や処理期限を忘れてしまいます。期限や用途を記入しておくのも有効です。
4)作業者ごとの受け渡し場所に棚を設置して、中間の生産物を一時保管するようにすると、作業者ごとの作業ペース調整や整理がしやすくなります。
5)地震等で棚が転倒しないように移動しない棚の固定方法を検討します。

引用:農作業現場改善チェックリスト - 農作業安全情報センター

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