労働安全:重要 効率化:重要
作業台、コンベヤ等を作業しやすい高さにします。《なぜ》
1)作業台の高さが低すぎても高すぎても腰や肩、首、腕への負担が大きくなります。
2)作業の内容により、適正な作業台の高さが異なります。適切な高さで快適に作業しましょう。
《どのように》
1)作業の内容により、適正な作業姿勢や作業台の高さが異なります。
まず、座り姿勢は、細かい作業や長時間の監視作業等に適します。立ち姿勢は、たくさん体を動かしたり大きな力を必要とする仕事に適しています。
対象作業はどちらの姿勢が適当か検討します。それに従って、作業台の高さを選択します。
2)作業者の身長に併せて、足場の高さも調節します。作業台は高さ調節できないものが多いので、脚を切るか、全体をかさ上げする等の工夫をします。
なお、複数名で同じ作業台を使用する場合は、座面を各自に合わせるか、踏み台を用意します。
3)特に、細かい作業ではやや高めの作業台にします。これは、対象物をよく見ながら、手がふらつかないように台に肘をついて作業する必要があるからです。
4)物の移動が多い場合は、作業台、コンベヤを同じ高さに統一し、横へスライドさせて荷物を移動できるようにします。
この時、荷台を上下できる運搬台車やローラコンベヤも使用するとより楽に移動できます。
《追加のヒント》
作業台の下側のひざ周りに十分なスペースがあることを確認します。
(このスペースは体のバランスをとるために重要です。)
引用:農作業現場改善チェックリスト - 農作業安全情報センター
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