2018年9月7日金曜日

資材や工具等を手の届きやすい所に

ひんぱんに使用する資材、工具や操作具を手の届きやすいところに置きます。

《なぜ》
 前に屈んだり、背伸びしたりせずに手が届く距離は非常に短いものです。
 手が届きやすいところに工具、資材を配置し、要領よく作業します。

《どのように》
 ひんぱんに使う工具、資材等は手の届きやすい範囲に配置します。
 具体的には、以下の範囲を目安にします。
  (1)高さは、目の高さから腰の高さ
  (2)奥行きは、体の前方15~40cm
  (3)左右の幅は、体の側方40cm以内

 そのために、整理棚、吊り下げヒモ、工具をひっかけるフック等を活用します。
 手の交差、利き手、共同作業者への受け渡しといった作業の流れも考慮にいれます。

《追加のヒント》
 作業台や箱を傾斜させたり、回転テーブルを使用すると、
手が届きやすく、遠いものが見やすくなります。

引用:農作業現場改善チェックリスト - 農作業安全情報センター

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