2018年7月2日月曜日

蛍光灯が割れた時の破片飛散防止

食品安全:必須 労働安全:重要

《なぜ》
 天井の蛍光灯が割れることは、普通の状況ではあまり考えられません。しかし、作業場ではさまざまな荷物を運び込むので、蛍光灯に物が当たって発生する可能性がある事故です。
 蛍光灯は雷などの過電圧で割れることもあります。

 蛍光灯に限らず照明や瓶、窓などのガラスが割れると、その破片が異物として農産物や容器に混入してしまう可能性があります。

 ガラスの破片が飛び散ると、作業をする人がケガをする可能性があります。

《どのように》
 作業場などの照明は、保護カバーをかけるか、飛散防止の加工がされたランプを使用します。

 作業場でガラスが割れた時にすぐに片付けられるように、ほうき、ちりとり、ゴミ袋、掃除機などを近くに用意しておきます。

《追加のヒント》
 雪国などでは、雪の重みでガラス戸が割れて農産物を入れる容器に混入したという事例もあります。

※GAP認証における審査では、よく指摘される項目です。
ただし、蛍光灯などの破損や農産物への異物混入のリスクを考えて、
リスクが少ない場所については対策に神経質になる必要はありません。

参考:食品の安全を確保する - これから始めるGAP - 農林水産省
関連データ:作業しやすくする照明の工夫

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