2018年9月7日金曜日

作業の効率化、雇用者の確保

効率化:必須 労働安全:重要
労働時間を短縮できるよう、作業の効率化を図ります。
そのために、アルバイト、パートを雇用することも検討します。

《なぜ》
農繁期に長時間作業が続くと、疲労がたまり、ケガや病気の原因になります。
十分な休息をとれるように、作業の効率化やアルバイト雇用等を検討します。

《どのように》
1)作物の栽培時期をずらして忙しい時期が集中しないようにします。
(栽培方法等について農業試験場、普及センター等にも問い合わせます。)
2)効率的な作業方法を共同作業者とも話し合います。
3)機械を購入し能率的に作業します。
  また、複数の農家で共同作業も検討します。
4)収穫物などは、貯蔵し安定的に出荷できるようにします。
5)アルバイトを雇用します。
6)定期的な休日を設定します。

 安定して雇用者を確保するためには、以下の点にも配慮します。
(1)1日当たりの労働時間は短くても年中雇用できるようにします。
(2)炎天下や虫が多い等、嫌われる環境での作業を少なくします。
(3)重量物運搬、腰曲げ姿勢等、きつい作業をなくします。
  また、危険な作業もなくします。
(4)定期的に休憩、休日を設けます。
(5)個人の体力、技能に応じた作業編成を割り当てます。
(6)ある程度各作業者自身で段取りを決められるようにします。
(7)新しい資格、技能の研修を受けられるようにします。
(8)休憩室、トイレ、ロッカー等を用意します。
(9)定期的に健康診断を実施したり、労災保険制度等を充実させます。
(10)家族内労働であっても、報酬を与えられるようにします。

引用:農作業現場改善チェックリスト - 農作業安全情報センター

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